彼女はマルクス主義者!ブラウザゲーム『結衣ちゃんは革命家』その全容は? [ゲーム]
『艦隊これくしょん』など人気ゲームが続々登場しているブラウザゲームの世界で、ある”左翼系”超異色恋愛ゲームが話題となっています。
タイトルは『結衣ちゃんは革命家』!
http://bund.jp/modules/game/index.php?content_id=25
ゲームの舞台は1980年代後半。主人公(プレイヤー)はある街の『都R大学」の18歳の男子新入生です。
プレイヤーはある日、キャンパスで某赤ヘル党派のまじめな活動家、河合結衣を見掛けます。彼女は学内でたった一人の活動家として活動をしており、主人公は「ある動機」から彼女に思わず声を掛けてしまいます。
都R大学は『一応は』難関校とされている総合大学です。学生運動の最盛期には全共闘運動などが積極的に行われていたものの”いま”では左翼運動が衰退しており、主人公が入学した時点で『左翼』と呼べるのは結衣一人だけという状態からゲームはスタートします。
ゲームは主に学内で唯一の左翼系サークル、社会問題研究会を舞台に進行します。ゲーム開始時点では学生会館は自治管理されており、24時間使用が可能です。しかしゲームが進行すると、結衣らの理想主義的な考えを敵視する敵キャラクターである”安藤部長”の策謀により、大学そのものが夜間にはロックアウトされてしまいます。
こうした厳しい状況下で結衣ちゃんと色々なイベントをこなしていき、好感度を友達から同志、同志から恋人へとあげていくというゲームが本作『結衣ちゃんは革命家』です。
1960年代には盛んに行われていた学生運動は1970年代、1980年代には完全に衰退してしまいます。
本作『結衣ちゃんは革命家』にはそうした時代に革命運動に身を投じていた作者の実体験が反映されており、作者が当時共に運動を行っていた派閥の若いメンバーや”議長”、アジトで飼っていた猫などがゲームにはそのまま登場します。
ちなみに本作は無料のブラウザゲームでありながらフルボイス仕様という豪華仕様です。
恋愛ゲームとしてはもちろん、当時に左翼の雰囲気を知るという目的でプレイしても面白いゲームですよ!
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